兵庫県・三木市2-個々職旅-

11月11日

兵庫県三木市はおの義刃物さんにきていまーす♪
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火花飛び散る研ぎの風景。

黙々と皆さん作業されていらっしゃってましたが(最初話しづらいのかと思ったけど)皆さん超気さくで。
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とても丁寧に説明していただきました。

こちらは植木の剪定ばさみですが、なんと1本作るのに100工程以上の手間がかかるんだとか。
話している間にも”10年以上使っている”はさみの修理が持ち込まれてきましたが、そんだけ手間かけて、
きちんと作っているものは何年使っても致命的に壊れたりしないし、愛着が沸くってもんです。

また、海外のはさみや大量生産のツールとの違いや、店舗にディスプレイされる時のフェイスの向きなど
趣き深い話が続きます。皆さん本当に真剣!当たり前か。

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この金型は(上刃型、下刃型、足型、各抜き型)で200万位、新製品を作るのには大変な費用がかかるんだそう。

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全て手作業で作られる鋏は美しい、フォトジェニック。

しかし後半はお母さんが入れてくれた美味しいコーヒーとお菓子で一服タイムが続く♪
60年鋏を作り続けている会長が真っ先に仕事に戻っていったのが印象的でしたw
会長がたばこの灰(火がついてる)をナマの指で消したのを私は見逃しませんでしたよ!熱くないの??

60年作っていると、出来不出来はもちろんあって、その中で「特級」と思えるものができるそう。
そんな時には「売りたくねー!」と思うそうですw
特級シリーズ、なんとかしたいですねー。村長!

いやー楽しかった。大人の社会見学、みたいなイベントが流行るわけだよなー。
めちゃくちゃいい経験させてもらってるもんなー。
また必ず訪問させていただきます!今度はゆっくり呑めると良いな・・・

おの義刃物の代表、田中さんのFBは→こちら